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トップ>店舗・レストラン>相模大野|カレーライス> 「レストランアニタ」は女子大通り近くにあるインド・ネパール料理店。今回はディナーとして、モモ、シシカバブ、チキンカレー、ナン、そしてヨーグルトのデザートをいただいた。 雨が上がった土曜日の7時頃、行幸道路と女子大通りそばにある店の前に到着した。引き戸を開けて中に入ると異国を連想させる香料とエスニックな雑貨や衣料品に包まれた。 まっすぐ奥に進み階段を上がって二階のレストランへ向かう。 二階はスポット照明とテーブルを照らすランプで落ち着いた雰囲気。テーブルや椅子も現地のものでそろえたように見える。座り心地も自然だ。 注文をとりに来てくれた店員さんは日本語がうまい。後でお伺いしたところこの方が店名にもなっているアニタ(Anita)さんだった。 コース料理は事前に連絡が必要だったらしく、単品メニューを組み合わせてコース料理風に注文することにした。 メニューを見ると英語と日本語のバイリンガル表記。日本語の表記におかしなところがあるが、それが逆にエキゾチックだ。海外の飲食店にありそうな、現地の人が作った日本人向けメニューのような趣がある。 前菜には羊の肉を使ったシシカバブ(1300円|2,3人分)とネパールで人気だというネパール風蒸し餃子「モモ」(750円|8個入り)。主菜はチキンカレー(850円)にナン(300円)。さらにデザートにはミックスフルーツヨーグルト(400円)を注文した。 この後厨房に向かって注文内容を伝えるAnitaさんの声が聞こえてきた。その言語は英語でもフランス語でも中国語でもなく、もしかしたらネパール語かもしれないと思わせる発音とイントネーションだった。 料理を待ちながら回りを見ると壁には絵が飾られている。仏像らしきものもある。インド大陸の北部に位置するネパールは、日本人なら知らない人はいないお釈迦様の出身地だ。 最初にやってきたのはモモ。 ソースが独特で南アジアらしい。南アジアはインド大陸を中心にインド、パキスタン、ネパール、バングラデッシュ、スリランカ、モルジブが含まれる地域。次はシシカバブ。 シシカバブはマトンの肉でソーセージのように加工し筒に巻いて調理し、その後その筒を抜いたような感じで、おそらくはマトンそのままよりは柔らかくうまみが染み込んでいる。胡椒の刺激も効いているが辛すぎることはなく食欲をそそる。前菜がもう少しで食べ終わるという頃に、ナンとチキンカレーがやってきた。 ナンは直径が30cmはありそうでかなりの存在感。表面に塗られたバターらしきものが香ばしい。カレーをスプーンで掬って口に運ぶと日本の普通のカレーより粘り気が少ない。トマトとヨーグルトを入れて煮込んだような味で本格的な感じがする。日本のカレーには結構な脂肪分が含まれていてトロ味もあるが、ここのカレーはそれが無い分すっきりしているように思える。 チキンはモモ肉らしく大きめでコクがある。 ナンをちぎって食べてみた。塗られているのはバターではなくヤギの乳を発酵させてつくったとされるインド風バターの「ギー」かもしれない。 平らに延ばした生地を大きなカマドの内側の壁に投げつけてぺたりとくっつけ、カマドの火でパンを焼く光景を何かの映像で見たことを思い出した。これが正しくあの「ナン」だ。 最後はミックスフルーツヨーグルトのデザート。 ヨーグルトは酸味の具合が程よくシナモンの香りがエスニック。中に入ったマンゴーやバナナの甘さもうれしい。締めのデザートにヨーグルトを選んだのはネパールらしさを求めたため。 お釈迦様の生まれ故郷である現在のネパールがあるインド大陸北部地域では、その時代すでに乳製品が食用になっていたという。悟りを開くために修行を続けていたお釈迦様は、修行の途中で山を降り、町娘のスジャータからヨーグルトをもらって疲れを癒し、間もなく菩提樹の木の下で悟り開いたとされている。 そんなお釈迦様の教えはお経となり、そのお経を求めて天竺(今のインド・ネパール地域)に向かったのが西遊記の三蔵法師一行。 スジャータが出してくれたヨーグルトもこんな味だったのだろうか、などと考えながらいただくと何倍も味わい深くなる。 -2008/6/1 公開 -2009/9/7 推敲 ■データ レストラン アニタRestaurant Anita インド|ネパール料理 住所: 相模原市相模大野5-27-12東屋ビル1~2F 小田急線「相模大野駅」北口徒歩5分。 電話番号: 042-853-5791 定休日: 火曜日 営業時間: 11:30~15:00 / 17:00~23:00 記事関連のお知らせ サイト情報
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