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■「巨人」を応援したくなる理由


 日本中が巨人ファンだった時代は終わり今はプロ野球も地域密着の時代。気が付けばどこのチームにも応援してくれる地元がある。その例外が巨人だ。

 2008年巨人軍がリーグ優勝を決めた直後、伊勢丹相模原店内の一部で巨人軍リーグ優勝セールが行われていた。巨人軍の原監督が通った上鶴間中学校や東海大相模高校、そして実家のある相模原。だから伊勢丹相模原店がセールをやるのは実に自然なことだ。

 しかし巨人軍そのものにはこれと言った地元が存在しない。ホーム球場は東京都内の後楽園なのに巨人軍のグランドは多摩川沿いの神奈川県川崎市内にあり川崎在住の選手も多いという。

 東京はヤクルトに、神奈川は横浜ベイスターズに、埼玉は西武ライオンズに、千葉はロッテに地元を先取りされてしまっている。

 ただ、神奈川は横浜ベイスターズかというと、上記の理由で川崎も相模原も巨人びいきの人が多いように思う。この夏、相模原球場でヤクルト横浜の公式戦が行われ9000名を超える観客が集まったが、巨人びいきの人がいなければもっと人も集まり、ベイスターズへの応援ももっと盛り上がるような気がする。

 さて、小田急江ノ島線沿線の東林間に住んでいた頃、越して来て何年も経ってから、当時巨人の現役だった現原辰徳巨人監督の実家を見に行ったことがある。場所は東林間4丁目の某所。近くにはスポーツ店があり、よく利用したらしい。ご存知のように、原監督は東海大相模出身で甲子園に出場していた当時の人気は大変なもので、「ハンカチ王子」にもけっして負けてはいなかった。

 原監督は中学生のときに厚木から相模原の東林間に越してきて、相模原市立上鶴間中学校(最寄り駅は東林間駅)に転校してきている。

 2008年10月24日放送のラジオによると、横溝正史賞を受賞した当時の中学の同級生によると、中学の途中からやってきて「若大将」のような人だった、らしい。

 また、そのせいなのか上鶴間中学校の野球部OBは熱心で土日の休みに、中学校のグランドで練習をしているという話を聞いたことがある。

 原監督は上鶴間中学校を卒業した後、実家からも近い相南(最寄駅は小田急相模原駅)にある東海大学付属相模高校に入学する。原監督の父親が東海大学と東海大相模の監督をされていたことを考えると、東海大相模に入学するために、中学生の頃に相模原市に越してきたものと考えられる。

 原監督は高校を卒業したあと東海大学に進み、卒業後は運良くドラフトのくじが当たって希望していた巨人に入団。その後野球人気を支えたが1995年に現役を引退している。

 そして2002年には巨人の監督に就任。監督一年目で巨人は日本一になった。さてこのときの東林間での盛り上がりはというと、そこそこだったと記憶している。この手の盛り上がりでは地元の商店街が活躍するが、上鶴間中学校は東林間駅の東側にあり、実家は駅の西側にあり、さらに東海大相模は東林間駅の西側で、小田急相模原の南口にあり、しかも道を挟んで隣は座間市相模が丘、という具合で分散している。周辺全域でセールをやってしまうのがいいのかもしれない。

 原監督は2004年、2005年のブランクの後、2006年から巨人の監督に戻った。昨年に続いて今年もリーグ優勝をした。今年は日本一になりそうな勢いだ。

-2007/6/5公開
-2008/10/24タイトル変更・加筆・推敲



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